福島県は東北地方最南部の県ですが、アパート暮らしの私にとって冬の寒さは厳しいものでした。
特に、朝起きた時や、外から帰ってきた時は、部屋が冷えていてとても寒いと感じていました。急いで暖房をつけても、部屋が暖まるまで時間がとても長く感じて、温風が体にあたって、暖かさを感じ始めても、床は冷たいままなので、「あったかーい」と感じるのはコタツの中でした。
今回、マイホームを建てることに決まったとき、冬でも暖かな家に住みたい！という思いは強かったです。なので、漠然と床暖房が絶対に欲しいと考えていました。
そんな時、ユニバーサルホームの地熱床暖房、『夏はひんやりして、冬は暖かい地熱床』のことを耳にし、その地熱を利用して、床全体を暖房するというシステムに興味がわきました。
テレビコマーシャルで床にフクロウが寝ているCMも見て気になっていたので、モデルルームへ入らせていただき、実際の家の作りや、床暖房の仕組み、気になっている所をくまなく説明してもらいました。モデルルームへ入って最初に実感したのが、足元から伝わる心地のよい暖かさでした、エアコンやヒーターなどの温風が体にあたる感覚とは違い、足が触れる床も、漂う空気も暖かく、全身で暖かさを感じることができ、とても居心地がよくホっとし、自然に笑顔になっていたことに気がつき、注文することに決めました。

何から始めれば良いのか解らない不安もありましたが、スタッフの方が丁寧に順序良く説明してくださり、次に何をやれば良いのかアドバイスをいただき、滞りなく事が進み気がつけばいつの間にか、満足のいく家が完成していました。

新しい家に入居したのは、1月の寒い時期でした。
設計の段階で、「1階は、冬でも床暖房だけで過ごせる」という説明を聞いていましたが、実際にすんでみて改めて地熱床暖房のすごさがわかりました。ほかの暖房器具が必要だと思ったことは今のところありません。

床が隅々まで暖かいので子供達は裸足でいるのが楽しいようですし、実家のすぐ近くに建てたので両親もよく訪ねてきますが「この家は真冬でもホントに暖かくていいね。」と感心しています。

寝室は2階作りました、日中から夜まで、家族一緒に1階で過ごしています。リビングの居心地が良いからだと思います。
子供達が大きくなっても、部屋に閉じこもらず、リビングで一緒に過ごす時間を持ちたいですし、一家団欒を大事にしたいので、今のこの状況が本当に良かったと感じています。

仕事に疲れて帰宅する時、暖かい家に帰れるのは、ありがたいです。これからは帰宅時に肩や腕をこすり合わせて「寒い寒い」と言いながらストーブに火をつける事はないでしょうね。